物納、不動産学界とは?

物納とは?

物納というのは、
相続財産そのものをもって納めるという制度のことです。

 

物納は、相続税を納付する場合に、
期限内に金銭納付が困難なときに、

 

延納※によっても納付できない事由があると認められる場合に
利用できる制度です。

 

※納税を延期することです。

具体的には?

具体的には、物納は、
相続税物納申請書を提出することにより、
納付困難な税額を限度として許可されます。

物納できる財産とは?

物納できる財産というのは、
棚卸資産である不動産も含まれています。

 

ちなみに、順序は次のようになっています。

 

■国債、地方債 
■不動産、船舶
■社債、株式、受益証券
■動産等

 

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物納が認められないものは?

管理や処分をするのに不適当な財産は、
物納が認められません。

不動産学界とは?

昭和59年に、
各分野の学者、研究者、実務家、関係官庁などによって、
日本不動産学会が設立されています。

 

これは、次のようなものを総合した、
総合科学としての不動産学の形成を求める要望が
高まったことを背景としています。

 

■不動産をめぐる諸科学
■地域・都市社会学
■建築・都市計画
■医学・衛生学
■経済・経営学
■法学

不動産学界への期待とは?

不動産学界の成立と発展によって、
次のようなことが期待されています。

 

■関係諸科学との交流と相互補完
■大学における不動産学の導入
■不動産業界への優れた人材の育成と提供
■不動産業務の発達...など

不動産に関する学部・大学院は?

明海大学では、
平成4年に不動産学部が設立されています。

 

また、平成10年には、
大学院に不動産学研究科が設立されています。

 

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