消費税とは?
消費税というのは、
消費一般に負担を求める間接税のことです。
消費税は、
国内において事業者が事業として対価を得て行う
資産の譲渡、貸付け、および役務の提供、
および外国貨物の保税地域からの引取りに際して課税されます。
それぞれの用語の意味は?
上記のそれぞれの用語の意味は次のとおりです。
■「事業者」
・「事業者」というのは、事業を行う個人(個人事業者)
と法人のことをいいます。
■「事業として」
・「事業として」というのは、対価を得て行われる資産の譲渡等を、
繰り返し継続して独立して行うことをいいます。
■「対価を得て行う」
・「対価を得て行う」というのは、物品の販売等をして
反対給付を受けることをいいます。
■「資産の譲渡等」
・「資産の譲渡等」というのは、商品や製品等の販売、
資産の貸付けとサービスの提供のことをいいます。
土地と建物の消費税は?
消費税というのは、
消費一般に負担を求める間接税のことをいいます。
土地※1の譲渡と貸付け※2は、非課税取引とされています。
一方、建物の譲渡と貸付けには課税されます。
ただし、住宅の貸付けについては非課税とされています。
※1 土地の上に存する権利を含みます。
※2 一時的に使用させる場合等を除きます。
消費税の免税の特例とは?
小規模事業者には、免税の特例が設けられています。
具体的には、
基準期間※の課税売上高が1,000万円以下の場合は、
消費税の納税義務が免除されます。
※個人事業者の場合は、その年の前々年、法人の場合は、
その事業年度の前々事業年度です。
建物の価額と不動産広告の消費税は?
報酬の額の計算の基礎となる代金の額や、
建物の価額は、消費税を含まない額とされています。
また、不動産広告での建物の価格の表示については、
消費税を含まない価格のみを表示することは禁止されています。