上手に住宅ローンを組むにはどうしたらよいのでしょうか?@
住宅ローンを組むということは、
年収の数十倍という金額を借りるということですから、
金利のわずかな高低でも返済総額に大きな差が生じてきます。
ですから、少しでも有利にローンを設定するための
情報収集が不可欠になってきます。
上手に住宅ローンを組むにはどうしたらよいのでしょうか?A
住宅ローンを組む際には、
購入物件の種類、利用できる住宅ローンの種類、収入、
年齢などは人により様々ですが、
上手に住宅ローンを組むためには
次のようなポイントをおさえておくとよいと思われます。
利用するローンの数は?
次のような経費は
契約するローンごとに必要になりますので、
契約するローンの数が増えれば
それだけお金と手間がかかることになります。
なので、できるだけローンの数は少なくするのがポイントです。
■契約書に添付する印紙税
■事務手数料
固定金利型の優先について
変動金利型よりも
固定金利型の方を優先させます。
というのは、金利だけを見ると、
超低金利時代を背景に
民間ローンの変動金利型や2・3年固定タイプなどは
1.2〜2%程度の金利水準になっていますが、
長い返済期間を考慮すると、
固定金利のフラット35などの方が
資金計画も立てやすく安全であるといえるからです。
確かに今の金利水準は低いですが、
今後も同じ金利で推移していくとは考えられませんので、
金利上昇のリスクを抱えた変動型や短期固定タイプは
避けた方がよいと思われます。
金利の低い順にについて
自分が利用できる住宅ローンの金利は全て確認し、
もし複数のローンを利用しなければならないのであれば、
金利の低いローンを優先して資金計画を立てていきます。
以上のようなポイントを考慮すると、
利用するローンの数を減らして、
固定金利で、金利水準が低いのは、
フラット35や完全固定金利型の民間ローン
といったところになりますので、
これらを優先的に考えてみるとよいかもしれません。